2018-01-01から1年間の記事一覧

パンチドランカーってのは潜在的に打たれたがっているわけで…

「久しぶりだから、いまからこれから取り戻しにいこう」インターネットの世界において『傷だらけの天使』の続編小説が読みづらい理由のごとく、飽き々々しているわけですが、未だにクソバズった風呂場のツイートに「いいね」が来ることが原因だと思うんです…

俺に火をつけ博徒となれ

ふうせんかずら Naramachi BookSpace 公式アカウント (@narabook)2018/08/06 17:42ブックオーナー紹介『素潜り旬探偵事務所』俺は詩人で探偵の素潜り旬。実は或る方からの依頼があって、奈良市に本棚を構えることにした。探している人がいるもんで、しばらく…

AIのゴースト

ゴーストが題材の歌に惹かれるのは何故だろう。と考えても、それは愛とか友情とか、大切なゴーストだからとしか思い浮かばず、そうするとホラー映画と呼ばれるモノがあんまり好きでない理由がわかる、ということしかわからない。つまりは失恋の歌にしか置き…

ブライアンウィルソンじゃなくてゾンビーズ。

一度買った本を、もう一度買う時は何かあったからだ。という一度目もなんかあっただろうに、それを打ち消してまで2度目を強調したい、そんな卑しい気持ちを持ったことがない俺ですが(笑)、相変わらず本を選んでいる。2度目に本を買うことなんてあんまりした…

新居と渡哲也

引っ越しが済み、俺の分の荷ほどきは殆ど終わった。なかなか立派なマンション(ボロ平屋に住むと大体がそう見える)の一階、3LDKの素晴らしい一室に素潜り旬探偵事務所を構えることにした。ダンボールだらけなのが、それっぽくて笑えるが、事務所用の机やソフ…

あなたも引っ越してみたらいいのに

昨日の写真をふまえて、今日新居でYさんとエマと並んだ写真、もしくは素潜り邸で3人の写真が撮れたら収まりが良かったのだが、朝から晩まで引っ越しのために動いていたせいで、そんな余裕がなかった。蚊よりも強めの虫がいて、何度も何度も俺を襲い、しまい…

新居の名(引っ越しに向けてピストルを向けて)

素潜り邸は、台風をも耐えた。屋根瓦が一枚剥がれただけで雨漏りもない。ボロ平屋にしては頑張ったと思う。大阪北部地震の震度6弱をモロに食らった我が素潜り邸には、6月18日から住んでいない。今日まで俺の実家で暮らし、明日、8月1日に新しい素潜り部屋に…

ネオチンピラ

吸い込んだ水は気持ちよく吐けるかに懸かっている。つまりは、オエっではなく、ぴゅーである。『鉄砲玉ぴゅ〜』という哀川翔の初主演作は今度観るとして!映画が観る暇がなく、最近は本ばかり選んでいる。読むわけでもなく、買うわけでもなく、選んでいる。…

『己が花か、俺の花か』

昨日、短編の脚本を加速度的に書き上げました。『己が花か、俺の花か』って題の。素潜り旬の初短編自主映画監督作となります。色んな場所で上映できればと考えています。この日記を読んでくれている人にだけ最初に伝えますが、女性を1名募集しています。言っ…

格好つかないことはなんて格好悪いんだろう

格好つかないことはなんて格好悪いんだろうと思うけれど、それは自分の物差しでしかない。エマが振り回した物差しで怪我をする日が来たら、俺の物差しで太刀打ちするだろう。SBSラジオに週一度周波数を合わせるのは、CMがないから。代わりに気持ちの良い音楽…

買いました。

男が致して素早く家へ帰るのは、将来に向けて勉強したいからだ。と言ったのはブエノスアイレスにいる誰だったか。語り部となっていたのは誰だったか。肩を並べて歩いても、野郎を襲ってバレなくても、人並みに罪を感じることを賢者などと表現してはならない…

パパは言った。「ちょっと待ってください」

今一番欲しいものはと聞かれたら、2秒も空けずポケットトランペットと答える。7秒空ける場合はDJプレイヤーだ。15秒空けるとレコードプレイヤー。22秒空けると打ち込みできる機械。ポケットトランペットは、ドンチェリーに憧れているから。普通のトランペッ…

プリンス地蔵(哮り狂え、天狗)

突然現れた蛙に詩人ふたりが同時に心を奪われたのは、この夜ど真ん中であった。笑い転げる俺たちがゲコゲコしていて、笑いながら鳴く竹中直人のようになっていた、この夜の、ど真ん中。ナポリの曲がり角で出会った蛙にシチリアはいらない。マフィアより大切…

Baby(躍る)

踊り狂う者は狂わず、踊り狂わない者は狂う。どちらを取るかは『菊とギロチン』に答えがある。ブラザー痔ーザス雄大監督と山奥億夫とYさんと、俺が出演している映画を観に行けたことは忘れないだろう。ザ・シネコン、ムービックス京都で。シネコンで自分が出…

茨木ピストルオペラ(ふたりのお父ちゃん)

某所に挨拶に行った帰り、生まれて初めて貧血で躰が痺れ、トイレからしばらく出れなくなった。色々と無理をしていたのかそれとも、地震のことを話すのは体力を使うのかもしれない。「マイケル」ビッグモグリファーザーに会いに出かけた。ファーザーに会うの…

ベイビー・ブルー(半分、エマとこんがらがって)

エマが初めて喋った言葉は「ムーンライト」(正確には「みゅーんらぁいとぅ」)であったことをここに記そうと思う。パパではないのが残念だけれど、それでもエマが『In Moonlight Black Boys Look Blue?』(月夜の下で黒人少年は青く見えるか?)を選んだこと…

ツイッター(武器)よさらば

(写真は愛する詩人が撮ってくれた。エグい数の人が見るかもしれない日記にエマは載せない。晒されるのはもう俺と壁だけでいい。笑)エマの成長を創作で記そうと始めたこの日記に、まさか地震という物凄い現実が介入してくるとは思いもしなかった。ただ、昭和2…

エマとW杯ばかり観ている

「ボイスはヨゼフ?ヨゼフのボイス?」エルヴィスの顔ジャケレコードで変身してエマをあやす、ラブミーテンダー抱きを俺がやり始めたのと同時刻、ボスとボス姐が来邸。そのレコードを持って来てくれたのも、レコードプレーヤーをくれたのも今日のボスとボス…

エマとボスと夫人(初宮参りと結婚パーティー)

「美しい」エマの初宮参りは、すっかり休日カメラマンと化した俺が眩しいほど収めた。そのあとはフォトスタジオで記念写真を。綺麗な格好をしてはしゃいでいるエマを見ていると、俺に似ているなあと思う。目立ちたがりで出たがりだ。「成田屋」名前からして…

ブラックバード・ブラックバード・フライ

「夜の暗殺者たち」地獄の季節は終わりを告げたのに、ホロコーストごっこをしているとハタから見ると思われるような、そんな暮らしをしていたいかと聞かれると、そうではないという。笑 どういうこった!「ピース・オブ・刑事」アラバマ色の絨毯で心中した夫…

パリには150フィートで行ける

「ミュージック・ルノワール・マエストロ?オーケー?オーケー?」マジックバンドで止める系パンツの在り方について、今日はひとつ、考えてみようと思う。ここでのパンツとは、ザリガニを意味する。「オーケー?オーケー?」右腕をホットプレートで焼かれた…

香港製の百均のイヤホン

夜が埋め尽くされてから、何に埋め尽くされたか気がついた。本当の事を言っておきたいのだけれど、言わないことにした。それはチャプターが変わる瞬間、ふつうに観てたら分からない瞬間。そのふつうが何なのか考えてみたけれど、俺は機械的な事だろうという…

シグナル!アレルギースリーピーマン

『シグナル』が次回、最終回となってしまった。北村一輝の大味な演技が見れなくなるのは寂しい。彼のような泥臭い刑事が実際にいたらいいのに。エマをあやしながら感動していた俺は、北村一輝ならエマの彼氏でも構わないとまで思っていた。赤ん坊の彼氏とは…

『カニバリズムとオロナミンC』

忘れないように、右の手の甲に書いた事のは夢の中だった。お陰で何がなんだかわからないや。「アフリカのランボー」俺は今夜旅立つがそれを誰にも言わないだろう。と教えてくれた彼がいなくなったのは、それから3日後だった。その間、彼はありとあらゆるヌー…

シルエット・ゲンズブール・クロマキー(ああ!なんて日だ!)

「日本酒のような匂いのする駅で俺は愛を捧げたが、それは相手のいない行為だった」そう彼は言ったが、俺はそんなふうには思えなかった。「love on the beat」言葉は鞭のようにしなるが、誰も傷つけてはいない。そんなちょっとしたSMをとある政治家から読み…

エマと『アマルコルド』

大杉栄と高橋源一郎がある本棚に反応したYさんの母は、ブルータスの魚特集をひたすらに読んでいた。この母がいて、娘ありだ。そしてその娘の夫は俺だ。このふたりの娘がエマである。「フェリーニのアマルコルド」を観てエマは少し喜んでいたような気がする。…

ベイビー、逃げるんだ!(チャボの名前でチャボを呼んで)

エマを風呂に入れていると周りがひらけた。気づけば湿地帯にいたが、全裸だったおかげでムシムシしなかった。そこで三ツ矢サイダーを一気飲みすると現実に帰ってこれたが、エマは消えていた。「探しに行くついでに」うどんを食いに行くと、なんとそこでエマ…

帰ってきたエマ

ンンンンンンン ンン俺の手は愛のジュースでパリパリになり、チケットのモギリをクビになった。「俺をクビにしたやつは」ヒナドリとともに消し飛ばしてやったよ。そんなこと気にもしないやつら、俺の事を知りもしないやつらを混ぜて。「オンダーチェ・フルー…

大東洋とエクリプス(ベイビー)

サンセット通りを歩く前に教祖と話していた俺は、いかにも自己啓発家的な風貌で相槌をうっていた。「マルチュク青春通りだったかも」チェリーパイが売っているカフェで女を見つけたが、爆弾を抱えている。会うたびに服装が派手になる。というよりかは周期的…

背中まで45分の曳航

水着の味を確かめていたら、午後という午後が曳航していた。まるで三島由紀夫にでもなった気分だなとしみじみしていると急に裂けてくる気持ち。俺は俺ではなかった的な話はもうやめにしようよ。誰も得をしない。ネガティヴキャンペーンでいいねを稼ぎビック…