背中まで45分の曳航

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水着の味を確かめていたら、午後という午後が曳航していた。まるで三島由紀夫にでもなった気分だなとしみじみしていると急に裂けてくる気持ち。俺は俺ではなかった的な話はもうやめにしようよ。誰も得をしない。ネガティヴキャンペーンでいいねを稼ぎビックブラザーに媚を売るようなねえ、作家の皆さんは家に帰って水着の味を確かめてみた方がいい。味がするから。しっかりと。そんな体験すら文章に出来ずにほかの事を書いていても意味があるのか。わからないだろう、わからないなりにやってみてください。ヨコシマだなあ。はんなりする。

「大仏に心を開いてみよう」
いつもそうだ。動くものには心をさらけ出すことができない(俺は違うけど。そう書かないと誤解するでしょう?俺はいつでもポン引きさ)。そんなあなたには奈良でデカダンする権利を与えよう。つまんねえからやってみてください。デカダンよりも面白いことがある。自らデカダンするやつは意外にもハッピーなんだ。

「だからこそもっと距離を詰めて」
背中まで45分だとしても俺なら2秒でいく。時間にルーズなのは俺がおまえでジーザスをチェーンで縛っているからだ。早く解放して俺のルーズをトゥーレイトにしてくれ。それがレントボーイの役割じゃないか。俺はいつまでも縛られていたくないし、ケツだってクリーンにしておきたい。クリーミーなケツで喜ぶのは好事家だけだって。好事家とも言えやしねえや。マルチエフェクターさ。一台あれば全部できる。俺のケツもクリーミーならなんでもできる。午後からの曳航に備えておくよ。