Baby(躍る)


踊り狂う者は狂わず、踊り狂わない者は狂う。どちらを取るかは『菊とギロチン』に答えがある。ブラザー痔ーザス雄大監督と山奥億夫とYさんと、俺が出演している映画を観に行けたことは忘れないだろう。ザ・シネコンムービックス京都で。シネコンで自分が出ている映画を観る気分といったらたまらないものがある。あまりにも日々自慢しすぎだと思われるかもしれないが、大好きな時代にデビュー作でモグリ込めた俺は幸福な詩人だ。なんてったって中濱鉄や古田大次郎と会えたのだから。しかも、多分みんなが思っているより映っているし、パンフレットに俺のスチールまで載っている。もう思う存分自慢させてほしい。どのみち俺はこれからなのだから。

家はもう戻らないが、日々は戻ってくる。俺はそれを取り戻すために動いていく。


佐藤瑞穂、澤村貴弘、Daichi Yamamoto 、ゼンキとY gion のjazzy sportや木屋町ラマダバで遊ぶ。瑞穂と澤ちゃんと俺は同世代で最高の詩人(詩だけじゃないのが俺たちの格好良さだろう。なんでもできるし、なんでもできなくなる時があるのが、強さであり弱さだ。言葉を扱うには、いつでも素晴らしいなんてことはあり得ないと分かっていなければいけない。ということを分かっている俺たちだから色んなことができる。はなればなれだが、活躍が聴こえてくるのが嬉しい。)だが、揃うのはいつぶりだろう。酔っているので思い出せないが3年は経った。京都新潟大阪で俺たちは忘れられない物の上に立っている。オン・ザ・忘れるなよってことだ。詩集の完成は今年中になるはず。大地の新曲はヤバいしゼンキの新曲もヤバい。俺には聴こえている!ありがとう。今日はめでたい。大地のアルバムも、もうすぐ。寝ず食わずのいま、電車で全裸になりたいくらい楽しみ。手はホットプレートで焼かれている。映画音楽はH&Mで流れている。震災前の服は捨てて、新しい気持ちでいこう。緑のズボンを4枚買った。スイムショーツはいつでも履くがベルルスコーニはそんなの許さない。ベルイマンは良いと言う。夜にいる鳥の数をみだりに数えて気持ちよくなる。あんたの顔が赤いだけだと誰にも聴こえない声で言う。男だけで踊ろう。もう一度夜が来る前に。

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