2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

エマとW杯ばかり観ている

「ボイスはヨゼフ?ヨゼフのボイス?」エルヴィスの顔ジャケレコードで変身してエマをあやす、ラブミーテンダー抱きを俺がやり始めたのと同時刻、ボスとボス姐が来邸。そのレコードを持って来てくれたのも、レコードプレーヤーをくれたのも今日のボスとボス…

エマとボスと夫人(初宮参りと結婚パーティー)

「美しい」エマの初宮参りは、すっかり休日カメラマンと化した俺が眩しいほど収めた。そのあとはフォトスタジオで記念写真を。綺麗な格好をしてはしゃいでいるエマを見ていると、俺に似ているなあと思う。目立ちたがりで出たがりだ。「成田屋」名前からして…

ブラックバード・ブラックバード・フライ

「夜の暗殺者たち」地獄の季節は終わりを告げたのに、ホロコーストごっこをしているとハタから見ると思われるような、そんな暮らしをしていたいかと聞かれると、そうではないという。笑 どういうこった!「ピース・オブ・刑事」アラバマ色の絨毯で心中した夫…

パリには150フィートで行ける

「ミュージック・ルノワール・マエストロ?オーケー?オーケー?」マジックバンドで止める系パンツの在り方について、今日はひとつ、考えてみようと思う。ここでのパンツとは、ザリガニを意味する。「オーケー?オーケー?」右腕をホットプレートで焼かれた…

香港製の百均のイヤホン

夜が埋め尽くされてから、何に埋め尽くされたか気がついた。本当の事を言っておきたいのだけれど、言わないことにした。それはチャプターが変わる瞬間、ふつうに観てたら分からない瞬間。そのふつうが何なのか考えてみたけれど、俺は機械的な事だろうという…

シグナル!アレルギースリーピーマン

『シグナル』が次回、最終回となってしまった。北村一輝の大味な演技が見れなくなるのは寂しい。彼のような泥臭い刑事が実際にいたらいいのに。エマをあやしながら感動していた俺は、北村一輝ならエマの彼氏でも構わないとまで思っていた。赤ん坊の彼氏とは…

『カニバリズムとオロナミンC』

忘れないように、右の手の甲に書いた事のは夢の中だった。お陰で何がなんだかわからないや。「アフリカのランボー」俺は今夜旅立つがそれを誰にも言わないだろう。と教えてくれた彼がいなくなったのは、それから3日後だった。その間、彼はありとあらゆるヌー…

シルエット・ゲンズブール・クロマキー(ああ!なんて日だ!)

「日本酒のような匂いのする駅で俺は愛を捧げたが、それは相手のいない行為だった」そう彼は言ったが、俺はそんなふうには思えなかった。「love on the beat」言葉は鞭のようにしなるが、誰も傷つけてはいない。そんなちょっとしたSMをとある政治家から読み…

エマと『アマルコルド』

大杉栄と高橋源一郎がある本棚に反応したYさんの母は、ブルータスの魚特集をひたすらに読んでいた。この母がいて、娘ありだ。そしてその娘の夫は俺だ。このふたりの娘がエマである。「フェリーニのアマルコルド」を観てエマは少し喜んでいたような気がする。…