エマとW杯ばかり観ている


「ボイスはヨゼフ?ヨゼフのボイス?」

エルヴィスの顔ジャケレコードで変身してエマをあやす、ラブミーテンダー抱きを俺がやり始めたのと同時刻、ボスとボス姐が来邸。そのレコードを持って来てくれたのも、レコードプレーヤーをくれたのも今日のボスとボス姐だった。嬉しい気持ちは溢れるもので、同時刻にうどんが尻から出た。それを生うどんと呼べばいいのに。と思ったが、全ては一緒に起きた。同時多発的に起こる事の1つだけに名前をつけるなんてできない。

「ドゥッ ドゥルドゥ ドゥードゥー」
サワムラタカヒロとjazzy sportにDaichi Yamamoto に会いに行き、THE ROOTS『dilla joint』を聴くと、尻から加茂川の水が出た。まさかこことここが繋がるとは、という台詞は友人同士が実は面識があった時などによく使われるが、この水とこの水が同じ水源だった時でも使ったりする。

「ベンジャミン、ステッキでブッテ」
小籠包とたこ焼きと鱧の天ぷらなど丸いものをひたすら食べ、カメラ屋でドイツのインスタントカメラを買った。フラッシュを焚くと爆発する仕様だ。爆竹みてえだ。

「傷だらけの電子」
俺たちがポルノに使われる前、原始的なポルノすなわちナスカの地上絵的なものを音声学上のメリッサとし、球体が定めるものだけをレコードとした場合、何もレコードじゃなくなった時に存在する店で買い物をした。

「W杯ばかり見ている」
シグナルの最終回がくだらなすぎてこの日記を書く気分ではなかった。子どもでいることと幼児退行は違う。W杯は面白い。伏線の回収は偶然がスペクタクルで、サッカーにしか無しえないものが観れる場合がある。






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