やっと免許が取れた。本当に大変だった。転職して、出産があって、地震があって、バズって、引っ越しがあって、出演した映画が公開して、ブックオーナーを始めて、色々と動き回る中、教習まで受けていた俺を褒めてほしい。笑 まあ、振り返りは年末にやるとし…
先輩と同級の女の子が結婚し、俺はモリッシーのレコードを持って出かけた。ライブハウスでは祝福の音楽ばかりがかかり、程良いシャッター音と、愛に導かれるままの音程が揺らぎとともに、俺に語りかける天使がいた。「とびっきりのエンドレスワルツはトゥー…
夜が、ずっと埋もれていたから、あの番組が終わることになった。今朝気付いたのは、そのことだけ。聖パウラが性のパウダーだからと言って「まだ読んでいない≒まだ知らない」ではなく、性の抑圧がパンデミックに繋がるというネタの漫画はもう飽きたよという声…
もしも夜の鳥が、女性に抱きかかえられた女性を目にした時、冷たい涙を森に落とすだろう。その時、シネマの記憶装置、もしくはシネマトグラフ覚書の1ページが濡れ、小龍包の屋台で男が笑う。あの人が男装した伯爵夫人に違いない。実際は読まなければ分からな…
群像に応募する小説を書いている。毎年の恒例行事となりつつあるこの多労に微笑しながら、キーボードを叩いているだけで言葉は次から次へと湧き出てくる。校正するまで悩まず書き続けるのが、俺の中篇小説を書くコツなのだが、これが自分にはとても合ってい…
「ビッグマウス・オーヴァーラン」コストコで買ったのはスターウォーズの読み聞かせ絵本と大量のポテトチップス。フードコートでホットドッグx2、プルコギドッグ、ピザ、コーク。身内が集まっても腹を膨らませ即下した俺を気遣う人はいなかった。俺は食い意…
エマがしばらく泣いている。発熱が初熱で自分でも驚いているようだ。布団では寝ず、常に既に抱っこしなければならず、俺は『今日から俺は』を観ている間中、エマを抱えていた。「白目を剥きながらぁー、エマを起こさないようにぃー、笑いを堪えておりますの…
ノーミス、フルスロットル、どこでやっても喜ばれる詩で挑んだポエトリースラムジャパン大阪大会で毎度の如く負けました。笑 もう合わないのはわかっているんですけどね。この大会に関してはイモいからお客さんも出場者も芸術肌が寄り付かないとか色々言いた…
破壊から創造が生まれ、想像から破戒が産まれる。俺はクロックムッシュを吐いていた。「うろ覚えだなんて大袈裟だよ…」あんたはカルチュアルステディとゴーイングステディの間に立っていて、真っ逆さまに落ちてくる矢沢永吉を観ている。グッズに並んだ2時間…
あの丘の上の家には誰が住んでいるのだろう。豪邸だ!豪邸だ!いいなあ。で終わりたくない俺は客人を装って行ってみることにしたのだった!マルホランドドライブのように?アンダーザシルバーレイクのように?答えはどちらもイエス。それが俺の音楽というこ…
Yさんの誕生日前日、なにが食べたいかを聞くと「スタバとラーメンと焼き肉」であった。笑 俺はその日ケーキを3つ(うちモンブラン2つ)を食べていたのにも関わらず、どこかいける気がしていたが、それは全部がソルティーであった場合であり、実際のところは全…
人間は今夜笑う。アッハハー。聖戦が近々あるなら運命は踊ろよ、踊らば観に行け。俺は3日に観に行くんですけどね、『運命は踊る』ダンスシーンが凄まじい映画は否応無しに凄まじいですよ。予告編見ましたか?人間やめますか?覚醒剤やめますか?最近は小袋成…
9月22日に文芸同人しんきろうボス企画自主映画上映会「悪魔で俺たちはこうするだけ」(命名素潜り旬)が開催されまして、椅子的には満席で嬉しい限りです。ボスの先生や素潜り弟ジーザス監督の友人たちが来てくれたり、ありがたすぎる観客がね、挨拶したら見え…
赤ちゃんに戻ったら、何がしたいかと聞かれたら答えはひとつ。眠りたい。子どもがいる人にしかわからないようなこの回答に「子どものように眠る」ことの難しさが隠れているが、俺は子どものように眠っていると思う。少なくとも大人ではなく、退行しているわ…
被災した事を少しは笑い飛ばせるように(ギャグの語源は「逆」ではないかと思う。笑 感情を逆に振り切ることで笑いが生まれるのは皆だって知っているはずだ)なって来たのだが、北海道の地震の映像を朝から見続けて参ってしまった。もうボロ家に住んだり古い家…
パドリング(櫂やオールでケツを叩くこと)で気持ち良くなるには時間がかかるだろうが、というよりは船乗りが する/される 場合に限るだろうが、俺はされてみたい。ハマへの憧れを具現化出来る唯一の手段だからである。パドリングされながら言いたいことはひと…
人間が回転することで地球が回っているとすれば、目が回ることが普通になるのだろうナア。トスキナア。俺みたいなアナーキストでダダイストはエゴイストだけを潰していけばいいんだナア。トスキナア。「萌えよ…」今日もブルースリーを見るだろう。しかしグリ…
「アイデンティティとは拳のことさぁ」久々に外食を3人でとろうと回転寿司へ行くと、向かいのオバさんがエマを見て声をかけてきた。何ヶ月かと聞かれ、4ヶ月と答えると「あらまあ、大きいわねえ。肥えてるねえ、よちよち」などと言う。笑 エマはどんどんデカ…
Yさんの手料理の最近のお気に入りは明太子とコーンの春巻きとニョッキ・アラビアータで、みんなにも食べさせてあげたい。『竜二』みたいな顔で(フォーエバーじゃない)。飯を食う量が転職してからはだいぶん増えて、金があればいくらでも食べているといった状…
「ケチャケチャケチャケチャ」Yさんがずっと聴いていたという『ちびまる子ちゃんのケチャ(正式なタイトルはわからない。さくらももこのケチャ?)』があったから、俺らは新婚旅行でバリに行けたのだろう。YさんはこのCDを聴いてバリに想いを馳せていたらしい…
「久しぶりだから、いまからこれから取り戻しにいこう」インターネットの世界において『傷だらけの天使』の続編小説が読みづらい理由のごとく、飽き々々しているわけですが、未だにクソバズった風呂場のツイートに「いいね」が来ることが原因だと思うんです…
ふうせんかずら Naramachi BookSpace 公式アカウント (@narabook)2018/08/06 17:42ブックオーナー紹介『素潜り旬探偵事務所』俺は詩人で探偵の素潜り旬。実は或る方からの依頼があって、奈良市に本棚を構えることにした。探している人がいるもんで、しばらく…
ゴーストが題材の歌に惹かれるのは何故だろう。と考えても、それは愛とか友情とか、大切なゴーストだからとしか思い浮かばず、そうするとホラー映画と呼ばれるモノがあんまり好きでない理由がわかる、ということしかわからない。つまりは失恋の歌にしか置き…
一度買った本を、もう一度買う時は何かあったからだ。という一度目もなんかあっただろうに、それを打ち消してまで2度目を強調したい、そんな卑しい気持ちを持ったことがない俺ですが(笑)、相変わらず本を選んでいる。2度目に本を買うことなんてあんまりした…
引っ越しが済み、俺の分の荷ほどきは殆ど終わった。なかなか立派なマンション(ボロ平屋に住むと大体がそう見える)の一階、3LDKの素晴らしい一室に素潜り旬探偵事務所を構えることにした。ダンボールだらけなのが、それっぽくて笑えるが、事務所用の机やソフ…
昨日の写真をふまえて、今日新居でYさんとエマと並んだ写真、もしくは素潜り邸で3人の写真が撮れたら収まりが良かったのだが、朝から晩まで引っ越しのために動いていたせいで、そんな余裕がなかった。蚊よりも強めの虫がいて、何度も何度も俺を襲い、しまい…
素潜り邸は、台風をも耐えた。屋根瓦が一枚剥がれただけで雨漏りもない。ボロ平屋にしては頑張ったと思う。大阪北部地震の震度6弱をモロに食らった我が素潜り邸には、6月18日から住んでいない。今日まで俺の実家で暮らし、明日、8月1日に新しい素潜り部屋に…
吸い込んだ水は気持ちよく吐けるかに懸かっている。つまりは、オエっではなく、ぴゅーである。『鉄砲玉ぴゅ〜』という哀川翔の初主演作は今度観るとして!映画が観る暇がなく、最近は本ばかり選んでいる。読むわけでもなく、買うわけでもなく、選んでいる。…
昨日、短編の脚本を加速度的に書き上げました。『己が花か、俺の花か』って題の。素潜り旬の初短編自主映画監督作となります。色んな場所で上映できればと考えています。この日記を読んでくれている人にだけ最初に伝えますが、女性を1名募集しています。言っ…
格好つかないことはなんて格好悪いんだろうと思うけれど、それは自分の物差しでしかない。エマが振り回した物差しで怪我をする日が来たら、俺の物差しで太刀打ちするだろう。SBSラジオに週一度周波数を合わせるのは、CMがないから。代わりに気持ちの良い音楽…