世にも構えろ、始まるまでは。


群像に応募する小説を書いている。毎年の恒例行事となりつつあるこの多労に微笑しながら、キーボードを叩いているだけで言葉は次から次へと湧き出てくる。校正するまで悩まず書き続けるのが、俺の中篇小説を書くコツなのだが、これが自分にはとても合っているようで、どんどん整合性が不思議と取れてくる。校正によって破綻させる。構成を。脱構築とも呼べるこの作業を出来る奴ってのは限られるだろうし、出来たとしてもやらないだろう。俺はこうして書き続けるから、多くの人々の目にとまることを願う。

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