ファイアパンチ


ファイアパンチかまされた、漫画内映画に喜びを感じていた。天体的な交歓に、人体のあろうべき姿には火が必ず宿っていること、もしくは火をまとっていること、そして踊っていること、あるいは踊らされていること、これらを全て満たしている、というよりは満ちみちているものに、俺はどうにもならない煉獄を感じている。ああ、熱さとは滾りたらぬ。そうしていられるのだろうか。もうシャツが張り付いてそのまま、くっついてそのままになっている。