煙草物語(エマとハナ肇)


救急搬送されてから、煙草が吸いたいって気持ちが全く起こらないまま6日が経って、ああもう俺これから吸わないんだろうなあって思っていたんですよね。でもなんか今日ずっと口が寂しくて、ハイチュウ食べたりとか、パン2つ一気に食ってみたりとか、カフェオレ飲んだりとか、のど飴舐めたりしてたんですけど、どうも収まらなくて。路上でタバコ吸ってる人見て、ああこいつ馬鹿だなとか思ったり、吸い殻が落ちてたの見て、マジでこの街やべえなって思ったりして、だんだん変になってきたんですね、俺。笑 いま思えば。笑 どんな風にこれまで煙草吸ってたかなとか、俺なんで煙草なんか吸ってたんだろうとか、映画って煙草吸ってる人しか出ねえよなとか、禁煙って一生する人いねえよなとか、そもそも煙草ってどうやって作ってるんだろうとか気になったりして。やっぱりいま思うと変だったんですけど。笑 遂に煙草買っちゃって、吸ったらめっちゃおいしくて。「ありがとう」って言っていました。6日ぶりの煙草に。笑 敬語の日でした。


「会社物語」
90%快祝いに家を飛び出して向かったシネ・ヌーヴォで観たのはクレイジーキャッツ全員集合映画を市川準が撮ったおかげでバグっている『会社物語』だった。だんだんハナ肇石原裕次郎に見えてきたというか、だんだんなっていったというか、最後は石原裕次郎だった。笑 最初から石原裕次郎だったのかもしれない。銃を撃ち出すんじゃないかと思っていたら、本当に撃っていたから俺の大腸が飛び出た。笑 詳しくは映画ブログに書こうと思う。

シネヌーヴォはとてもお世話になっている映画館だけれど、まさかそこで大好きな『大阪物語』のDVDが買えるとは思わなかった。当時のプレスシートやチラシ付きで、嬉しくてニコニコしている。嬉しくてニコニコしている。ニコニコ動画ニコニコ動画なんて名前でなければ俺はニコニコをもっと使っていただろう。ヴェルヴェットアンダーグラウンドアンドニコニコ。初めて観たのは京都シネマ沢田研二特集だかなんだかで奇跡の上映的な感じだったが、無職だった俺はニコニコしながら、これを一番好きな日本映画ということにしようと決めた。それから目黒シネマの市川準映画祭で観た時にも改めてそう思った。弟の痔ーザス監督とどこがヤバいかを語り、自主映画『の・獣』で速攻パクった。笑 そんな大阪物語がDVDになりいつでも観れるだなんて俺はどうしよう。ニコニコするじゃないか。

「今思えば」
ハナ肇に似ているのはエマだった。f:id:sumogurishun:20181202192122j:plain