上の顔を眺める


水で煮た肴のようにブヨブヨしているし、水の中のプール足らしめない。垂乳根もなくソナチネもなく、アルゼンチンタンゴしかない場合、踊るにはふたり必要だが、俺すらここにいない。つまり誰もいない場所を遠くから見ている。そこはGHQが汗をかくことを嫌ってただ広い空間を作り、室内なのに車両で移動できるようになっていた。小学生のころ、飴玉を200転がし、陸サーファーの真似をして滑ってみたが、陸サーファーだから滑れなかった。滑るというよりかは落ちているのは、地盤沈下の影響で、室内に車両が通り過ぎたためである。この「通り過ぎた」二つの意味を孕んでいるが、ブレイクスルーが3つ目の意味にあたり、大人になったエマにメンズのイヴサンローランを着せたことをいう。

「あるいは、罪に似た罪な男。あるいは」
岩波から出ているフランス語の辞書で岩波を調べたが、やはり載っていなかった。今週のプッシャーを怒りで叩き潰した後、金輪際素潜り邸に来るなと伝え、ジャジーに狂えば、言いなりになった男の寄る辺を見える。だから、見ようとするのは俺じゃないか。

このように『ぱんだこぱんだ』と『男性と女性』の相違によってシネフィルの集合的なイメージをエマの夢の中に託すと、キレイな黄色のうんちがでた。

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